「15人のデザイン事務所を経営しています。私自身はデザイナー出身で、プログラミングは一切できません。最近、Claude Code で業務を自動化しようとしているのですが、記事作成もCSV処理もメール返信もひとつのAIに頼むと、返ってくる答えの品質がバラバラで困っています。エージェントチームという仕組みがあると聞いたのですが、非エンジニアでも作れるのでしょうか」——これは私が実際にいただいた相談です。

同じ悩みを、従業員10〜50人の中小企業の社長、個人事業主、経理・人事・マーケ担当の方から繰り返し受け取ってきました。共通しているのは「Claude Code は触り始めているが、指示が雑になり、AIの出す答えもブレていて業務に落とし込めない」という点です。

結論を先にお伝えします。Claude Code でAIを役割ごとに分けて働かせる仕組みは、非エンジニアでも30分で作れます。 専門の違うスタッフを何人か社内に雇うイメージで、マーケ担当・経理担当・議事録担当のように役割を分けたAIを作り、それぞれに得意分野だけを任せます。そして2026年に入って、複数のAIを同時に並べて働かせる「エージェントチーム(agent team)」という新機能も登場しました。

本記事は、非エンジニアの社長・個人事業主・管理職・バックオフィス担当のあなたに向けて書いています。コードはほとんど出てきません。出てくる場合も、そのまま貼り付ければ動くものだけです。記事末尾に、そのままコピーして自社で使えるエージェント定義テンプレート集と、無料30分相談の案内があります。

2026年6月時点の注記:本記事のコマンド・フォルダ構成は2026年6月時点のものです。「エージェントチーム」は2026年2月5日にOpus 4.6とともに登場した実験的(research preview)機能で、2026年6月時点でも実験段階のまま提供されています。5月28日公開の最新モデル Claude Opus 4.8 ではさらに進化しています。Claude Code は改良が速いため細部が変わることがあります。迷ったときは公式サイト(claude.com/product/claude-code)の案内を最優先してください。

この記事で分かること

  • 「サブエージェント」と「エージェントチーム」の違い(ここが一番のポイント)
  • なぜ非エンジニアこそこの仕組みが効くのか
  • 最初のチームを作る5ステップ(所要30分)
  • 複数AIを同時に動かす「エージェントチーム」のはじめ方
  • マーケ・経理・人事・EC・建設の業種別活用例
  • そのままコピーできるエージェント定義テンプレート3本
  • 情報漏洩・料金・誤答などよくある不安への答え
エージェントチームの全体像
図: エージェントチームの全体像

まず結論:「サブエージェント」と「エージェントチーム」は別物です

ここを最初に整理しておくと、以降がすべてスッと入ります。Claude Code でAIを分業させる方法には、いま2つの段階があります。

サブエージェント エージェントチーム
何者か 1つのClaude Code の中で呼び出す「下請けの専門スタッフ」 それぞれ独立したClaude Code が並んで働く「同僚チーム」
設定の場所 .claude/agents/ にテキスト1枚 環境設定をオンにして起動
連絡の仕組み 親(あなたのセッション)に結果を返すだけ。お互いには話せない お互いに直接メッセージを送り合える(メールボックス)+共通のやることリストを取り合う
いつ使う 1つの作業の中で、特定の仕事だけ任せたいとき 大きな仕事を複数人で同時に分担したいとき
難易度 やさしい(まずここから) やや上級(慣れてから)
料金 最も節約できる 最も高くなりやすい(人数分かかる)

簡単に言えば、サブエージェントは「あなたの代わりに動く下請け1人ずつ」、エージェントチームは「複数人が横で連携しながら同時に動くチーム」です。非エンジニアの方は、まずサブエージェントから始めれば十分です。エージェントチームは、慣れて「もっと並行で回したい」と思ったときの次のステップと考えてください。

技術用語の1行解説

  • エージェント:AIに役割を与えた「専門スタッフ」のこと
  • サブエージェント:1つのClaude Code から呼び出される下位の専門スタッフ
  • エージェントチーム(agent team):独立したClaude Code が複数並んで、互いに連絡を取りながら同時に働く新機能(2026年2月〜の実験的機能)
  • .claude/agents/ フォルダ:エージェント定義ファイルを置く場所(中に「マーケ担当.md」などを入れる)
  • メールボックス/共通タスクリスト:チームのAI同士がメッセージを送り合い、やることを取り合うための仕組み

この記事で覚える専門用語はこれだけです。Claude Code そのものの基礎はClaude Code の使い方ガイド、読み方が気になる方はClaude Code の読み方も参考にしてください。

なぜ非エンジニアこそ恩恵が大きいのか

「そんな仕組み、専門の人向けじゃないの?」と思うかもしれません。しかし私の経験では、非エンジニアの方ほどこの仕組みの恩恵が大きいです。理由は4つあります。

理由1:品質が安定する

一人のAIに「マーケの記事を書いて」「経理の数字をまとめて」「議事録を整えて」と全部頼むと、文体も用語もトーンもぶれます。AIは直前の指示に引きずられやすいためです。

役割ごとに分けておくと、それぞれの担当に「あなたはマーケ担当で、文体は親しみやすく、業界用語を1行で解説する」と決めておけます。以降はその役割から外れません。人間の社員がキャラを切り替えずに済むのと同じ理屈です。

理由2:業務の棚卸しができる

定義ファイルを作るときに「マーケ担当は何をして、何をしないのか」を書くことになります。この作業自体が、自社業務の棚卸しになります。私が話を聞いた中でも、「そもそも誰がどの仕事を持っているか曖昧だった」と気づく経営者が少なくありません。AI導入の副産物として組織整理が進むわけです。

理由3:複数の案件を並行処理できる

ここが2026年で一番進化した点です。サブエージェントなら1つのセッション内で順番に、エージェントチームなら複数のAIが文字どおり同時に働けます。マーケ担当に記事を書かせながら、経理担当に月次レポートを作らせる、という同時進行が現実になりました。人を2人雇うのと似た感覚で、ただし給料も保険も必要ありません。

理由4:属人化を防げる

社長しか知らない営業のコツ、特定の社員しか分からない請求書のフォーマット——こうした属人知識を定義ファイルに落とし込むと、組織の資産になります。退職や異動があっても、エージェントが知識を保持し続けます。人事リスク対策としてもかなり強力です。

ひとりのAI vs エージェントチーム
図: ひとりのAI vs エージェントチーム

最初のチームを作る5ステップ(所要30分)

ここからは実際にあなたのPCでサブエージェントのチームを作ります。MacでもWindowsでも同じ手順です。コマンドが少しだけ出てきますが、そのままコピーすれば動きます。意味は分からなくてOKです。

ステップ1:チーム編成を決める(5分)

まず、どんな担当者を揃えるか紙に書き出します。最初は3人で十分です。私が見てきた中で一番多い初期編成はこれです。

  • マーケ担当:記事・SNS・営業メール・提案書の下書き
  • 経理アシスタント:CSVの集計・経費分類・請求書の下書き
  • 議事録・文書担当:会議議事録・マニュアル・社内通知文

選び方のコツは、あなたの会社で週に5回以上発生している業務を3つ選ぶことです。たまにしか発生しない業務だと、エージェントを作る手間に見合いません。

ステップ2:エージェントを作る(公式の `/agents` コマンドが一番ラク)

2026年6月時点では、Anthropic公式が**/agents コマンド**での作成を推奨しています。Claude Code を開いて、こう打つだけです。

/agents

すると対話形式のメニューが立ち上がり、「どんな役割のエージェントにしますか?」と聞かれます。説明を日本語で書けば、Claude Code が定義ファイルを .claude/agents/ フォルダに自動で作ってくれます。フォルダを手で作る必要はありません。

.claude/agents/ は、Claude Code がエージェントの設定を読みに行く場所です。プロジェクト専用なら .claude/agents/、どのプロジェクトでも使う共通スタッフにしたいなら ~/.claude/agents/(PC全体)に置きます。

ステップ3:定義ファイルの中身を整える(10分)

/agents で作ると、こんな形のテキストファイルができます。中身を自社向けに書き換えましょう。

---
name: marketing
description: SNS投稿・ブログ記事・営業メールの下書きを担当します。
---

# 性格
親しみやすく、専門用語を1行で言い換える。

# 役割
- SNS投稿(X・Instagram・LinkedIn)の下書き
- ブログ記事のアウトライン作成
- 営業メールの下書き(新規開拓・フォローアップ)
- 提案資料の構成案

# ルール
- 文体は「ですます調」、一人称は「私」
- 業界用語を使うときは必ず1行で解説する
- 事実に基づかない数字・事例は書かない
- 誰向け、何業種、何人規模かを必ず冒頭で名指しする

ポイントは、性格・役割・ルールの3ブロックに分けることです。description(説明)はとくに大事です。Claude Code はこの説明文を読んで「どの仕事をどのエージェントに振るか」を自動で判断するからです。説明は具体的に書くほど、適切に振り分けてくれます。

ステップ4:呼び出してみる(5分)

定義ができたら、さっそく仕事を振ります。Claude Code でこう話しかけてください。

マーケ担当のサブエージェントを呼び出して、
「10人のデザイン事務所向けに、Claude Code 研修の提案メール」
の下書きを作らせてください。

数十秒後、マーケ担当の文体で提案メールが返ってきます。役割を明示せずに「マーケっぽい仕事」を頼んでも、説明文を見て自動で振り分けてくれます。

ステップ5:残り2人を作って完成(5分)

同じ要領で、経理アシスタントと議事録担当を作れば、最初のチームが完成します。マーケ担当のファイルをコピーして、役割とルールの文面だけ差し替えれば十分です。

最初のチームを作る5ステップ
図: 最初のチームを作る5ステップ

一歩進んで:複数AIを同時に動かす「エージェントチーム」

サブエージェントに慣れて「もっと並行で回したい」と感じたら、次の段階が**エージェントチーム(agent team)**です。2026年2月5日にOpus 4.6とともに登場した機能で、ここでは概要だけ押さえておけば十分です。

サブエージェントとの一番の違いは「AI同士が直接話せる」こと

サブエージェントは、結果を親(あなたのセッション)に返すだけで、AI同士はお互いに話せません。エージェントチームでは、独立したClaude Code が複数立ち上がり、

  • メールボックス:AI同士が直接メッセージを送り合える
  • 共通タスクリスト:「やることリスト」を全員で共有し、空いたAIが次の仕事を取りに行く

という仕組みで、まるで本物のチームのように連携します。1人が「チームリード(司令塔)」、残りが「同僚(teammate)」として動きます。

始め方(参考)

2026年6月時点では実験的機能のため、設定を1つオンにして起動します。

export CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1

起動後は、Ctrl+T でやることリスト、Shift+↑↓ で各AIの選択、といったショートカットで様子を見られます。終わるときはチームリードから全員をまとめて片付けるのが作法です(同僚が動いている間はリードが後片付けをしてくれません)。

Anthropic自身が16体のAIで実証した実例

Anthropic は実験として、16体のAIエージェントを並行で2週間走らせ、人の介入なしで10万行規模のCコンパイラ(プログラムを動かす土台ソフト)を作り上げました。Linuxの中核すら動かせる出来で、APIコストは約2万ドルかかったと公表しています(Anthropic公式エンジニアリングブログ)。これは「複数のAIを横に並べて分担させる」というエージェントチームの考え方を先取りした実験で、ここで使われたのは当時のモデル(Opus 4世代)です。

これは開発者向けの極端なデモですが、**「AIを並べると並べた分だけ料金もかかる」**という現実を端的に示しています。非エンジニアの実務では16体も必要ありません。まずはサブエージェント3人で十分に効果が出ます。

大事な注意:エージェントチームは、人数(AIの数)に比例して料金が跳ね上がります。CloudZeroの試算では、AIを10体動かすと利用枠(クオータ)が10倍速く減り、5体同時で1日のコストが約13ドルから50〜65ドルに上がる例もあります(2026年時点)。料金が不安な方は、まず無理にチームを組まず、サブエージェントから始めてください。料金の全体像はClaude Code の料金ガイドにまとめています。

コストを抑えるコツ:全員を最上位モデルにしない

エージェントチームでは、全員を最上位のOpusにする必要はありません。司令塔だけ賢いOpus、手を動かす同僚は軽くて安いSonnet、という組み合わせにすると、全員Opusに比べて約4割のコスト削減になる、という試算もあります(2026年時点)。最新のOpus 4.8では、1つのセッションの中で数百のサブエージェントを並行で動かす「ダイナミックワークフロー」も入っており、用途に応じた使い分けがしやすくなっています。

業種別・非エンジニア向け活用例

実際の業種・職種別にどんなチームが作れるか、具体例を紹介します。いずれもサブエージェント構成で、PCが1台あれば今日から始められます。新たなシステム導入は不要です。

例1:12人のマーケティング会社

編成:SNS担当・ブログ担当・広告コピー担当・レポート担当

  • SNS担当:週に15本の投稿案を用意(X・Instagram・LinkedIn)
  • ブログ担当:月に8本のブログ記事下書き
  • 広告コピー担当:Google広告・Meta広告のコピーを5本単位で量産
  • レポート担当:管理画面のCSVから月次レポートを作成

例2:18人の会計事務所

編成:経費分類担当・月次報告担当・税務相談下書き担当

  • 経費分類担当:レシートCSVを勘定科目別に自動分類
  • 月次報告担当:試算表のPDFを読み取り、前月比・前年同月比の解説文を下書き
  • 税務相談下書き担当:相談への回答の下書きを作成(最終承認は税理士)

例3:7人の社労士事務所

編成:就業規則下書き担当・助成金情報担当・給与計算チェック担当

  • 就業規則下書き担当:業種・規模に応じた就業規則の雛形を作成
  • 助成金情報担当:助成金情報を要約し、クライアント別レコメンドを作成
  • 給与計算チェック担当:給与CSVから異常値(前月と乖離が大きい社員)を検出

例4:25人のECショップ

編成:商品説明担当・レビュー返信担当・在庫レポート担当・メルマガ担当

  • 商品説明担当:新商品説明を楽天・Amazon・自社サイトの各フォーマットで作成
  • レビュー返信担当:レビューへの返信下書き(ポジ/ネガで文体を変える)
  • 在庫レポート担当:在庫CSVから週次の在庫推移レポートを生成
  • メルマガ担当:新商品・セール・カート放棄向けのメルマガ下書き

例5:45人の建設会社

編成:議事録担当・見積書下書き担当・安全報告担当

  • 議事録担当:現場定例会の録音から議事録を生成(発言者と決定事項を分類)
  • 見積書下書き担当:過去の見積書をもとに新規案件の見積書下書きを作成
  • 安全報告担当:現場の日報を集約し、週次の安全レポートを作成

そのままコピーできるエージェント定義テンプレート3本

すぐに試せるよう、代表的な3つの定義をそのまま貼り付ける形で公開します。役割とルールの文言だけ書き換えれば完成します。

テンプレート1:マーケ担当

---
name: marketing
description: SNS・ブログ・営業メールの下書きを担当
---

# 性格
親しみやすい、専門用語は必ず1行で解説、事実ベース

# 役割
- SNS投稿(X・Instagram・LinkedIn)
- ブログ記事のアウトライン作成
- 営業メール(新規開拓・フォローアップ)の下書き
- 提案資料の構成案

# ルール
- 文体はですます調、一人称は「私」
- 誰向け・何業種・何人規模かを冒頭で名指し
- 存在しない統計・事例を書かない
- 1投稿につき数字を必ず1つ出す

テンプレート2:経理アシスタント

---
name: accounting
description: CSV集計・経費分類・請求書下書きを担当
---

# 性格
正確第一、曖昧な概算を出さない、端数は必ず明示

# 役割
- レシート・経費CSVの勘定科目別分類
- 売上CSVの月次・担当者別集計
- 請求書・領収書の下書き
- 試算表からの前月比・前年同月比コメント

# ルール
- 金額は必ず税込・税抜を区別して表記
- 不明な勘定科目があれば推測せず質問する
- 出力はCSVまたはMarkdownテーブル形式
- 個人情報(マイナンバー等)は絶対に出力しない

テンプレート3:議事録・文書担当

---
name: minutes
description: 会議議事録・社内通知文・マニュアルを担当
---

# 性格
中立、発言者の意図を曲げない、決定事項を明確にする

# 役割
- 会議議事録(発言要約+決定事項+アクション)
- 社内通知文(人事・総務)
- 業務マニュアルの下書き
- 顧客向けお詫び文・案内文の下書き

# ルール
- 議事録は「日時/参加者/議題/決定事項/アクション(期限・担当)」の5セクション固定
- 発言を要約する際は「〜と発言」と引用の形を保つ
- 参加者の個人的見解と会議の決定事項を混ぜない
- お詫び文は事実と再発防止策を必ず含める

この3本を .claude/agents/ フォルダに入れるだけで、最小構成のチームが完成します。

よくある不安と答え

チームを作る前に、非エンジニアの方からよくいただく質問にお答えします。

不安1:情報漏洩は大丈夫か

最も多い質問です。結論から言えば、エージェントを分けてもClaude Code の通常利用と同じリスク水準で、新しい漏洩リスクは追加されません。定義ファイルもあなたのPC内のフォルダに置かれるだけで、外部サーバーには送信されません。

ただし、Claude Code にファイルを読ませるときは、通常通りAnthropicのサーバーに内容が送信されます。社内規定で機密情報のクラウド送信が禁止されている場合は、法人向けのZero Data Retention(データを保存しない)オプション付きプランの利用を検討してください。Claude全体の安全性はClaude とは(基礎解説)も参考になります。

不安2:間違った答えを出したときはどうなる

エージェントは、あくまで下書きを作る役割です。最終承認は必ず人が行います。会計の数字、法的文書、顧客への正式回答などは、必ず担当者がチェックしてから送信してください。役割を分けておくと「誰が何をチェックすべきか」も明確になり、むしろミスが減ります。

不安3:追加料金はかかるか

サブエージェントの仕組み自体に追加料金は発生しません。Claude Code の月額プランの範囲内で使えます。2026年6月時点の目安は、個人のPro プランが月額約3,000円、Claude Code を本格利用できるMax プランが月額約30,000円です(プラン比較も参照)。

注意が必要なのはエージェントチームのほうです。AIを並行で動かすと、その数だけAPIの利用量が増えます。前述の通り5体同時で1日のコストが数倍になる例もあるため、従量課金のAPIプランを使っている場合は月ごとのコストレポートを確認する習慣をつけてください。

不安4:プログラミングの知識は本当にいらないのか

定義ファイルを書く作業は、Wordで業務マニュアルを書くのと変わりません。プログラミング言語は一切使いません。必要なのは、自社業務を日本語で説明する力です。これはむしろ管理職やバックオフィスの方のほうが得意な場合が多いです。日本語での使い心地が気になる方はClaude の日本語対応もどうぞ。

不安5:どこでつまずく人が多いか

最も多いつまずきは「最初から完璧な定義を書こうとする」ことです。定義は後から修正できます。まずは5行程度の粗い定義でスタートし、1週間使いながら調整していくのが成功パターンです。

また、エージェントを増やしすぎる失敗もあります。最初は3人、多くても5人までに絞りましょう。10人を超えると、どのエージェントに何を頼むべきか自分が混乱します。エージェントチームを組むのは、サブエージェントに十分慣れてからで遅くありません。

明日からの3つのアクション

この記事を読み終えたあと、次の3つを順番に試してみてください。

  1. 紙に自社の業務を書き出す(15分):週に5回以上発生している業務を3つ選ぶ
  2. /agents で1人目を配置(15分):本記事のテンプレートをコピーして役割だけ書き換える
  3. 1週間使って気づいた点をメモ(毎日5分):修正点が溜まったら定義ファイルを更新する

3週間続けると、あなたの会社専用のAIチームが完成します。以降は、新しい業務が発生したときにエージェントを1人ずつ足していくだけです。

まとめ

Claude Code でAIを役割別に分ける仕組みは、非エンジニアこそ恩恵が大きいです。まずはサブエージェント.claude/agents/ にテキスト1枚)で品質を安定させ、慣れたらエージェントチームで並行処理に進む——この順番が王道です。テキスト1枚で専門スタッフを作れ、業務の品質が安定し、組織の知識が資産になります。最初の3人を作るのに必要なのは30分、追加コストもほぼゼロです。まずはマーケ担当・経理アシスタント・議事録担当の3人から始めてみてください。

Claude Works では、エージェントチーム設計を含むAI業務効率化を支援しています。「自社業務をどう分担すれば良いか一緒に設計してほしい」「料金の上限管理が不安」という方は、まず無料のClaude Code 入門プレイブックを手に入れて全体像をつかみ、具体的な設計は無料30分相談からお気軽にどうぞ。


情報源(2026年6月時点)