これは何か
原価と目標粗利率から適正な売価を出す計算(マークアップ=原価に利益を上乗せして値段を決める考え方)と、売りたい価格から確保できる原価の上限を逆算する計算(ターゲット原価)を、1枚で両方向にこなせるExcelシートです。値付けのときも、仕入れや原価交渉のときも、電卓を叩かずに数字を入れるだけで答えが出ます。
使う場面
業界を問わずEC運営・店長・店舗運営・個人事業主・営業が、価格設定を進める場面で使います。
こんな方におすすめ
- 商品の売価を自分で決めているEC運営・ネットショップ担当の方
- 仕入れ値と売値のバランスを毎日見ている店長・店舗運営の方
- 価格も原価も一人で管理している個人事業主の方
- 見積もりで価格を提示する営業の方
解決できる業務の課題
「粗利率30%を確保するにはいくらで売ればいいか」「この価格で売るなら原価はいくらまで許せるか」を、毎回電卓で計算していませんか。値入率(売価に対する利益の割合の一種)と粗利率を混同して、思ったより儲からないというミスも起きがちです。このシートは、その両方向の計算を正しく、その場で片付けます。
入っているもの
- 原価と目標粗利率から売価を出すマークアップ計算
- 目標売価から許容原価を出すターゲット原価計算
- 粗利額(利益の金額)と粗利率(利益の割合)の同時表示
- 複数商品をまとめて計算できる一覧
使い方
- 値付けのときは、原価と目標粗利率を入力して、出てきた売価を確認します。
- 仕入れや原価交渉のときは、売りたい価格を入力して、許容できる原価の上限を逆算します。
- 表示された粗利額と粗利率を見て、価格を最終決定します。
効果の目安
1商品あたり数分かかっていた価格計算が、入力するだけの即時作業に短縮できます。値入率と粗利率の取り違えによる利益の読み違いも防ぎやすくなることが期待できます。複数商品を一覧でまとめて見られるため、セール前の一括見直しや、原価交渉の材料づくりにも使えます。
完了条件
入力値の出典と更新日が残り、基準ケースと悪化ケースを比較し、責任者が次の判断を一つ決めている。
人が確認すること
- 入力単位・対象期間・税込税抜を元資料と合わせた
- 計算結果を会計・契約・実績データと照合した
- 試算を確定値や効果保証として扱っていない
次にすること
差が最も大きかった前提を一つ選び、確認担当・期限・再計算日を記録します。