これは何か
今ある業務の「1回あたりの作業時間」「実施頻度(日/週/月)」「関わる人数」を入力すると、その作業を改善したときにどれだけ時間とコストが減るかを自動で計算するExcelです。「この作業をやめる」「自動化する」と決める前に、効果の大きさを金額で見えるようにします。感覚で語られがちな業務改善を、削減時間と人件費コストという数字に置き換えて、着手する順番を決めるための道具です。専門的な関数の知識は不要で、色付きの入力欄に数字を打つだけで結果が出ます。
使う場面
業界を問わず企画・経営企画・総務・経営者・役員が、業務改善を進める場面で使います。
こんな方におすすめ
- 業務改善プロジェクトを回している経営企画・企画職の方
- 複数部署の業務を棚卸しして無駄を減らしたい総務の方
- 改善への投資対効果(かけた手間に対して得られる効果)を判断したい経営者・役員の方
解決できる業務の課題
「この作業は無駄が多い気がする」という感覚を、削減時間と人件費コストという数字に置き換えられず、改善の優先順位がつけられない、という課題を解決します。どの工程から手をつければ一番効果が大きいのかを、金額ベースで比較できるようになります。
入っているもの
- 工程ごとの作業時間・頻度(日/週/月)・担当人数の入力欄
- 改善後の想定時間を入れる入力欄
- 削減時間(月間・年間)の自動集計
- 時給を掛けて削減コストを金額に換算する仕組み
- 複数工程を並べて効果の大きい順に見られる一覧
使い方
- 現行の工程ごとに、1回あたりの作業時間・実施頻度・関わる人数を入力します。
- その作業を改善した後、どれくらいの時間になるかの想定を入力します。
- 自動で出る削減時間と削減コストを確認します。
- 削減効果の大きい工程から、改善に着手する順番を決めます。
効果の目安
改善効果の試算やまとめ作業を、1テーマあたり30分程度短縮できることが期待できます。数字で効果を示せるため、社内で改善提案を通しやすくなる効果も見込めます。金額の前提となる時給などは、ご自身の職場の実態に合わせて入力してください。
完了条件
入力値の出典と更新日が残り、基準ケースと悪化ケースを比較し、責任者が次の判断を一つ決めている。
人が確認すること
- 入力単位・対象期間・税込税抜を元資料と合わせた
- 計算結果を会計・契約・実績データと照合した
- 試算を確定値や効果保証として扱っていない
次にすること
差が最も大きかった前提を一つ選び、確認担当・期限・再計算日を記録します。